シャンプーについて

今回は「シャンプー」についてお話したいと思います。
汚れが目立ってきたから。ノミ取りの為。臭いがしてきたから。
いろいろな理由がありますが、なにより「
清潔」の為にします。
人間は毎日お風呂に入りますが、ワン子の場合には1ヶ月に
1回でOKです。汗が身体から出ないので、そんなには汚れない
からです。汗が出ない代わりに舌を出して「ハァハァッ」している
のです。(体温調整の為)


はじめに・・・

「今からシャンプーだよ〜!」と、いきなりお湯(お水)をかける前に
ちょっと準備をしましょう。
それはブラッシングです。まず抜け毛や毛玉の処理をしましょう。
「どうせ洗うから、いいでしょ?」なんて言わないで下さいね。
ブラッシングによって抜け毛を取っておけば、シャンプー液も少なく
済むので経済的です。また邪魔な毛が減って浸透しやすくなり
洗うのもゆすぐのも簡単になります。
仕上がりに気を使うのであれば、ブラッシングはしておきましょう!



お湯(お水)かけましょう

ブラッシングが済んだら、いよいよ
お湯(お水)かけます。ここで
お湯かお水かと悩んでしまいますね。特に初めてシャンプーを
する方だと「一体どっちなんだろう?」と思うはずです。
そこで間をとって「
ぬるま湯」にしましょう(笑) ワン子の体温は
平均で37〜39度位です。(犬種によっても違います) ですから
ぬるま湯も同じような温度で良いと思います。

ここで、初めてシャンプーをする飼い主さんはいきなり背中・顔に
かけないで下さい。びっくりしてシャンプー嫌いになってしまう
かも知れません。

順番は足→お腹→お尻→背中→胴体→顔といった感じが
いいですね。(下から上に) 慣れてしまえばどこから初めてもOKです。
驚かない(怖くない)ところから濡らしていきましょう。

※顔にかける時は上に向かせ下さい。鼻や目に入らないよう
気を付けて下さい。

お湯・お水に関しては犬種や季節によっても変わります。
またシャンプー&リンスのすすぎ良さでも変わります。
このあたりはケースバイケースになりますから飼い主さんと
飼われているワン子によって決めて下さい。


ついでに・・・

肛門腺を絞っておきましょう。(詳しくは肛門腺絞りについて


シャンプーで洗いましょう!

待ちに待った?シャンプーの始まりです。
良質なワン子用のシャンプーはご用意出来ていますか?
人間用のシャンプーで十分?! いえいえそんな事はないです。
やっぱり人間用では駄目ですよ。先にも書きましたがワン子は
汗をかきません。人間は汗をかきますよね?もともと使う用途が
違うので使用は控えた方が良いでしょう。皮膚の弱い子なら
湿疹が出る場合があります。香りが好みだからと言って自分の
ワン子にも・・・というのは止めておきましょうね。

シャンプーには「
皮膚を清潔にする」「被毛を清潔にする」の
二つの意味があります。シャンプーしている方で被毛だけ
洗っている場合がありますが、これでは半分の効果しか
ありません。皮膚もしっかり洗ってあげましょう!


シャンプーには「××倍に薄めてお使い下さい」などと記載
されています。その子に合った濃度に薄めて下さい。
シャンプーの準備が出来たら早速洗いましょう。

身体を濡らす時は「下から上に」でしたが、シャンプーは反対の
「上から下に」つけていきましょう。

順番は背中→お尻→お腹→足→顔といった感じですね。

上から洗っていけば、汚れが下に落ちていきます。その後に下を
洗うから二度手間になりません。


シャンプーで洗う時は「
指の腹で揉むように」洗います。爪を立てると
皮膚を傷つける場合があります。爪を伸ばしている飼い主さんは
ばっさり切りましょう(笑)
また柔らかい「スポンジ」もお薦めです。指よりも広範囲が洗えるのと
多少の凹凸があるので汚れが落ち易いです。

シャンプー道具としてラバーブラシなどがあります。皮膚が強い(普通)の子でしたら、使用しても問題ありません。しかし皮膚の弱い子はこういった道具は使わずに手(指)で洗ってあげて下さい。

(こんな感じです)

シャンプーにもよりますが、きれいに泡がたっていますか?
汚れが酷い場合には二度洗いをしましょう。最初に皮膚を
二回目に被毛をといった感じです。

足の裏は特に汚れますので、ブラシなどを使って丁寧に洗い
ましょう。指の間(肉球)もきれいにしておきましょう!

顔については十分気を付けて下さい。目や耳・鼻にシャンプーが
入らないようにして下さい。


十分に洗ってきれいになったら次は「すすぎ」です。


すすぎ

ある意味シャンプーよりも重要です。シャンプーできれいになった
のに、身体にシャンプー液・泡が残っているとアレルギーの原因と
なる場合があります。シャンプーよりも時間をかけるつもりですすぎ
ましょう。

先のシャンプーで顔を洗った場合には、一番最初にすすいで下さい。
その時は顔を上に向かせるようにして下さい。
あとのすすぎはシャンプーと同じく上から下の順番です。指でこすって
泡が出てくるようであれば、すすぎが足りません。

自分でどこをシャンプーしたのか覚えておかないと、すすぎも中途半端
になってしまいますよ。 忘れがちな「耳の裏」「脇の下」「尻尾の付け根」
「股間」などは、念入りにすすいで下さい。


丁寧にすすいだら次は「リンス」か「乾かします」どちらかは飼い主さんの
気分次第でしょうか?(笑)


リンスをします

時間もまだ大丈夫で、体力も十分!今日は完璧に洗うという飼い主さんは
仕上げのリンスをしましょう。

シャンプーと同じく商品に「××倍に薄めてお使い下さい」と記載されて
いるので、作っておきましょう。

リンスもシャンプーと同じ容量で行います。上から下に、指で揉むように。
飼われている子によっても違いますが、主に被毛の長い箇所は丁寧に
行います。また痛んでいる箇所も同じです。

リンスは皮膚を洗うものではないので、特に「洗う」という感じではなく
どちらかと言うと「塗る」感じでしょうか。身体全体が終ったらすすぎに
はいります。すすぎの仕方は上記と一緒で丁寧にです。


乾かしましょう

シャンプー&リンスよりも時間が掛かります!
特に長毛種の子は大変ではないでしょうか?

すすぎが終ったら自ら「ブルブル」を何回かしてもらって水分を
飛ばしましょう。その後手足を上からなぞるように絞って?いきます。
手足から水分を落とす感じといったらお分かりでしょうか?

その後は「タオルドライ」をします。ご家庭のバスタオルなどでも
良いのですが、何枚も必要になるのでお洗濯が大変です(笑)
そこで水分を含んでも、絞って何度も使えるタオルを一枚用意
すると簡単です。

このタオルですがいろんな呼び方(種類)があります。
「スーパータオル」「セーム皮」など。水分をしっかり吸い込んで
くれればどれでもOKです。ペット屋さんにない場合には車用品店に
行きましょう。洗車の時に使う黄色や青のあのタオルです。
お父さんが新品を持っていればそれでOKです。間違っても「中古」は
もらわないように!(笑)

タオルが用意出来たら「水分を含ませるように押さえます」ここで拭くと
いうから「ゴシゴシ」とやってしまうと皮膚が傷ついてしまう場合があります。
あくまで優しく拭いてあげましょう。

大方の水分を拭き取ったら次は「ドライヤー」の出番です。ペット用も
ありますが、これは人間用でもいいでしょう。ハイパワーで強力な物
ほど早く乾きます。長毛種の子は一個強力なドライヤーを買っても
いいと思います。何十年も使えますから損はしないと思いますよ。

ドライヤーは30cm位離して行います。全体を指でかき上げながら
乾かします。ここで湿疹などのチェックも出来ますので、注意しながら
見て下さい。ある程度乾いてきたら今度はブラシを使いながら乾かし
ます。毛の流れと反対にブラシをいれながら行うと皮膚を乾かせます。
痛くない程度にブラシを入れて下さい。

全体が終了したら一度ドライヤーを置いて、自分の指(手)で確認して
みて下さい。どこも湿り気がないようでしたら完了です。どこか湿って
いる場合には再度ドライヤーをかけて下さい。


完全に乾いたら「シャンプー」の完了です。お疲れ様でした。

ブラッシングをして整えてあげましょう。耳の洗浄や爪切り、ひげの手入れも
同時に行うとさらにOKです。


まとめ

「シャンプー」といってもやる事はとても多く、時間的にも1〜3時間は
掛かってしまいます。飼い主さんが時間と気力・体力がないと大変
ですね(笑) 冒頭で1ヶ月に1回と書きましたが、これは最低でもと
いう事です。逆に一番短い期間の場合は2週間に1回です。これより
早い周期だと必要である油分もとってしまい逆に皮膚・被毛に良く
ありません。(犬種によっても違います)

シャンプーをしない間はお湯を固く絞ったタオルできれいに拭いて
あげて下さい。足の裏はすぐに汚れてしまうので、ここだけは頻繁に
洗ってあげても良いと思います。ただし、しっかり乾かさないと駄目
ですよ。もしくはオレンジXで拭くという方法もあります。

室内犬・室外犬どちらも汚れは出てきてしまいます。
せっかくの家族なのですからきれいにしてあげたいですね。
近所の方から「いつもきれいにしてますね〜」なんて言われると
嬉しいものです。「ど〜ですか家の子は!」みたいなね(笑)
いつでもきれいにしていましょう。


さあ、今度の休日にでもシャンプー大会といきましょう!